【ロングテールキーワード】検索順位で変わる、ブログの価値!

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ブログをまるで更新してないある日、普段はPVが軒並み一桁なのに、なぜかPVが集まる日があったので、気になってグーグルアナリティクスで調べてみました。

どうやら先月書いた東チベットの記事が検索から流入しているとわかり、自分でグーグルで検索してみてびっくり。検索上位(1ページ目)に表示されているじゃありませんか。

自分が書いた記事が、検索結果1ページ目に表示されるのは初めて。

ということで今回は、ロングテールワードで検索順位が上位に上がった経験談をしたいと思います。

ロングテールキーワードとは

「検索上位を狙うなら、ビックワードではなくロングテールキーワードを狙へ」
検索流入を考える際、よく言われていることです。

みんがな狙うようなビックワード(単語)を狙うと、ライバルが多く検索上位は狙えないためです。旅系で言えば「ハワイ」とか「ヨーロッパ」とかでしょうか。

その中で、さらに「ハワイ オワフ島 お土産」等、自分の書いた記事とマッチングしていくワードを複数足していくことで特定の人しか検索しないような、ボリュームの少ない検索ワードにしていく事を、ロングテールキーワードと呼ぶみたいです。

実際のタイトルと検索順位

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今回検索上位に表示されたのは、そんな事を頭の片隅に入れながら先月書いた記事でした。
その記事は、昨年訪れた東チベットの絶景「アチェンガルゴンパ」が、今年2019年4月に立入禁止になったことを受け書いたものです。

知ってる人は知っている、東チベットの絶景「ラルンガルゴンパ」と「アチェンガルゴンパ」。
ラルンガルゴンパはすでに立ち入り禁止となり取り壊しが始まっている中、昨年急遽訪問したもう一つの絶景「アチェンガルゴンパ」でしたが、そちらもついに立ち入り禁止となったと…。

「世界中にある絶景は、いつか見れなくなる」

そんな悲しい気持ちを持ちながら書いた記事でしたが、タイトルもそれなりに考えて記事を更新しました。実際のタイトルがこちら↓


タイトルの中で軸になるワードが「東チベット」「アチェンガルルゴンパ」、そして今年立ち入り禁止になったことを強調するため「2019」を大括弧で閉じました。
記事公開から約1ヶ月、検索ワードと順位は以下の通りです。

・「東チベット 2019」 → 1ページ目 トップ (約580万件)
・「アチェンガルゴンパ 2019」 → 1ページ目 トップ (約1,360件)
・「東チベット アチェンガルルゴンパ」 → 1ページ目 トップ (約6件)


タイトルにはワードが入ってない「ラルンガルゴンパ」でも、検索ワードによっては1ページ目に(本文中に入っているから?)

・「東チベット ラルンガルゴンパ」 1ページ目 6番目 (約11,300件)。
・「ラルンガルゴンパ 2019」 1ページ目 5番目 (約7,500件)


ちなみにビックワード(?)での検索結果はこんな感じ

・「東チベット」 → 1ページ目 9番目 (約649万件)
・「アチェンガルゴンパ」 → 1ページ目 7番目 (約7,760件)

考察

タイトルからロングテールキーワードを狙って初めて結果が出たのでれしい限りですが、考察としては

①「東チベット」や「アチェンガルルゴンパ」自体、旅好きしか知らないマイナーワード
②「2019」というのが効いている
③更新日時が新しい

というのがあると思います。

①について

「ハワイ」とか「ヨーロッパ」に比べ認知度も旅行者も少ない「東チベット」。
このエリアの狙ったことで、そもそもライバルが非常に少ないということが、まず大きいのではないかと思います。キーワードで検索してみると

・「ハワイ」 → 約1億5,800万件
・「ヨーロッパ」 → 約4億3000万件

に対して

・「東チベット」 → 約649万件

ですから、検索で引っかかるページの分母が違うということですね。その「東チベット」に対してワードを足していくことで、

・「東チベット 2019」 →約580万件
・「東チベット ラルンガルゴンパ」 →約11,300件。
・「東チベット アチェンガルルゴンパ」 → 約6件(少なっ!)

と分母の記事がどんどん減っていくわけです。
これぞロングテールキーワードといったところですかね。

②について

また、先に立ち入り禁止となった「ラルンガルルゴンパ」が2019年に封鎖を解くとかどうとかという噂が去年くらいからありまして、東チベット旅行者には常に最新の情報が欲しいこともあり、「2019」というのが検索ワードとして非常に強かったこともあると思います。

・「東チベット 2019」 → 1ページ目 1番目 (約580万件)
・「アチェンガルゴンパ 2019」 → 1ページ目 1番目 (約1,360件)
・「ラルンガルゴンパ 2019」 1ページ目 5番目 (約7,500件)

③について

更新日時が新しい方が上に表示されやすいのかもしれません。
記事は古いより新しいものの方が良いですもんね。

まとめ

今回はロングテールキーワードを意識したタイトル決定と、その結果についてお伝えしました。

ブログは時間をかけて書いても、人に見られないと価値がない。たくさんの人に見てもらうことで価値が生まれる。

そんな時、記事の内容はもとよりタイトルのキーワードに少しこだわることで、検索上位に掲載され、たくさんの人に見てもらうきっかけが生まれる。

私の記事は、タイトルに「東チベット」「アチェンガルゴンパ」を入れつつ「2019」を入れたことで今回の検索結果につながり、いつもの記事よりはたくさんの人の目に触れたことで、少しは価値のあるものになったかと思います。

今回の記事も、誰かに見てもらい参考になることで、価値が生まれるんですよね…。

でも今回の記事は、検索順位トップは無理だな…。