【美ら海水族館】空港から2時間かかるアクセスは、現地ツアーで解決!
旅行は基本的に個人旅行(自力)で行きます。
どの場所に、どういうルートで行き、どのホテルに泊まるか。
それを考えるのも旅行の大きな楽しみの一つと考えているからです。
ツアー旅行にある団体行動の煩わしさや、時間的縛りもありませんしね。
しかし時と場合によっては、部分的にツアーを利用したほうが圧倒的に効率的だと知されました。
それを感じたのは、沖縄本島にある美ら海水族館に行った時でした!
目次
美ら海水族館は、空港から片道2時間かかります!
昨年のとある三連休、初めて沖縄本島に旅行に行きました。
美しい海も楽しみつつ、美ら海水族館も行くつもりで何気なくアクセス情報を見てびっくり!
那覇空港から美ら海水族館へは、車で片道約2時間かかるそうです!
南北に細長い沖縄本島、沖縄旅行の入り口となる那覇空港は南側に位置し、北西部に位置する美ら海水族館へは車で2時間強かかると…。
3連休での沖縄旅行。
初日と3日目は東京-沖縄間の飛行機移動で半日潰れ、2日目は終日海満喫に充てるとなると、移動だけで往復4時間強かかる美ら海水族館への観光は、けっこう厳しいです。
しかも、レンタカーを借りて返す手間暇、自分で往復4時間運転する労力を考えると、初日or3日目の半日の空き時間では難しいのではないか?
じゃあ丸々1日使える2日目の海をあきらめて、美ら海水族館への観光に変更?…。
そんなことを考えながら「美ら海水族館」をネット検索していると、何と何と、那覇空港発着の美ら海水族館ツアーを発見しました!
空港からツアーに参加
ネットで見つけたサイトの名前は、ベルトラ。国内だけでなく海外のツアーも予約できる専門サイトのようです。そして、今回私が参加したツアーが、下記のリンク先です。
料金は水族館の入場料(¥1.850)を含めて1人¥3,500。
レンタカー代や往復4時間の自分での運転する労力を考えると、おつりが来そうな値段です。
ツアーの開始時間を調べると、初日の飛行機到着後でも間に合いそうだったので予約しました。
車中は、ガイドさんの素敵な沖縄話
当日、沖縄空港に到着し、食事や土産物を見ながら時間を調整し、指定された場所に向かいました。
待つこと数分、『美ら海ツアーをご予約の○○様~』と声がかかり、存在確認。
ツアーの参加者は女性二人組と、ファミリーと私たちを含め3組のみ。
一回り小さな観光バスまで案内され、すぐ出発となりました。
こんなバスで行きます
道中は、バスガイドさんが沖縄についての色々を説明してくれながらの移動という、小中学校のバス遠足を思い出しそうな時間を過ごせます。何となく窓の外を見ながら、BGMとしてガイドさんの話が聞こえてくる、非常に心地よい時間が流れます。
沖縄の方言について、道中通過する森についてや地名の由来・戦争の話など、耳を傾けながら『へえ~』と思うような話が多く、レンタカーを使っての個人旅行では得られない情報ばかりでした。
空港から北上するにつれ、車窓の風景がどんどん変わっていきます。
空港のある本島南部、繁華街の街中から米軍基地の多い中部エリア、そして豊かな自然を感じる北部エリアへ。移動の疲れもありウトウトしていると急に道が開け、左手に海が見え始めると、美ら海に近づいた証拠です。窓から海を眺めながら、30~40分程走り水族館に到着しました。
美ら海水族館を楽しむ
西側の海を望む海洋博公園
美ら海水族館は、整備された広場やビーチ、イルカショーのステージなど西側に海を眺める海洋博公園の広大な敷地の一角にあります。
その敷地の中で、美ら海水族館駐車場からアクセスの良い場所にはありました。
目の前に海を眺める形で建つ美ら海水族館。その大まかな構成は、
①サンゴ礁を楽しみながら、浅瀬にいる魚を楽しむエリア
②ジンベイザメが悠々と泳ぐ、回遊魚たちの黒潮エリア
③深海生物のための深海エリア
という流れでした。
サンゴ礁エリア
入場ゲートをくぐってすぐにある、サンゴ礁エリアがまず視覚的に楽しいです。
サンゴ礁だけじゃなく、浅瀬にいるカラフルな魚たちの色味でとにかく色彩豊か。特定の魚を取ったり、引きで撮ったり写真をパシャパシャ撮ってしまいます。
足を進めていくと、底のあたりにウツボがいたり水槽の上を小さいウミガメが気持ちよく泳いでいたり、目線と気持ちがあちこち移ってそれがまた楽しい。
そして一旦、個別にサンゴ礁を紹介する暗い部屋に入った後、テレビや雑誌でよく見るあのエリアに入ります。
青い光の中を見るような、黒潮エリア
二頭のジンベイザメが悠々と泳ぐ黒潮エリアです。暗くゆるいスロープを下りながらのアクセスになるのですが、最初は何のエリアかわからずにいると、どこからともなく歓声が。
思わず横を見ると、天井まで高さのあるスリットのすき間から巨大な影が。ジンベイザメです!巨大なアクリルパネルを正面から見た風景がおなじみの黒潮エリアを、サイドのスロープからアクセスしているところでした。
正面からみるこの黒潮エリア、順路となる下からも見ることもできますが、階段を上がり、少し高い所からも見れるようになっています。
広い水槽の中を、ジンベイザメやマンタ・マグロ等がゆったり泳ぐ様はずーっと見ていられます。
また、この黒潮エリアは全体的にかなり暗くなっているため、水槽の中がまるで青い光の中のようになって、アクリルパネルに張り付いている人々が影だけのシルエットになるのが、アートな風景に思えます。
カフェ「オーシャンブルー」
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カフェからの風景①
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カフェからの風景②
この黒潮エリア、正面から見るのも良いですが、横にあるカフェ「オーシャンブルー」から見るのもおすすめです。
一面クリアに見えるわけではないですが、ゆっくり座りながら、天井までつながったスリットの隙間から巨大なジンベイサメが接近して来る風景を楽しむことができます。
ここの、マンゴーソーダジュースがおいしかったです。
最寄りのホテルまで送ってくれるサービス
約3時間の自由時間を満喫し、バスに戻ってツアーの終了です。
運転手さんに宿泊先を伝えれば、最寄りの主要なホテルか大通りで降ろしてくれました。
空港からホテルの移動も短縮され、ほんと大満足のツアーでした。
帰りのバスから見た沖縄の夕日
本島南部の見どころ
空港があり、飲食店やホテルもたくさんある南部を拠点に沖縄旅行を楽しむ人も多いと思います。
そこで私が訪ねてよかった南部のおすすめの場所を、さらっとご紹介します。
ステーキハウス88
沖縄に複数店舗があるステーキ屋です。
沖縄本島は米軍基地もあるためか、ステーキ屋が多く存在します。その中で選んだ一店ですが、このお店のテンダーロインが全然しつこくなく、何枚でも食べられるほど美味しかったです。結局滞在中に2度再訪してしまいました。
ニライカナイ橋
南部の有名な絶景スポットです。南部の東の端にあるため、那覇市の中心部から40分程かかりますが、近くの猿人の湯と合わせてドライブがてら行きました。
美しいヘアピンカーブの先に海が見える絶景スポット。実際に走るのももちろんですが、遠くから眺めるのもまた楽しいです。
猿人の湯
南部の絶景スポット、ニライカナイ橋から車で10分程のところにある温泉です。沖縄には珍しい天然温泉。露天はありませんが、お湯は黄金色・海抜150mの丘の上から沖縄の美しい海を眺めることができます。
施設もきれいで、お風呂上りにゆっくり食事をとることもできます。
まとめ
美ら海水族館は、沖縄本島に旅行するなら必ず行きたい場所です。
ただ、本島中部や北部の他の見どころを車で一緒に回るなら別ですが、美ら海水族館だけ行くのであれば、今回のようなツアーに参加するのも一つの手だと思います。
レンタカー代やガソリン代、往復4時間の運転の事を考えるとなおさら。
沖縄に限らず、限られた時間の中で部分的に現地ツアーを利用すると、効率的・快適に旅行ができるというのは非常に大きいですね。というかベルトラすごい…。
ちなみに…
美ら海水族館のお土産コーナーにある、ガチャガチャが結構よかったです。
一回¥200という良心的な値段ということもあり、何回もやってしまいました。
組み立てが大変でしたが、ダイバーと子供のがいい感じです。