【マカオ2019】圧巻のウォーターショーは、世界のエンタメ最高峰!-ダンシングウォーター
東洋のラスベガス・マカオ。
大型リゾートホテルの夜景やショッピング・カジノなど刺激的な娯楽が集うマカオですが、その中でもエンタメの最高峰といわれるのがラスベガスにも負けない水上ショーでした。
今回は、マカオ・タイパエリア「シティオブドリームス」で行われている、大規模な水上ショー「ザ・ハウス・オブ・ダンシングウォーター」について書きたいと思います。
目次
ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーターとは
「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」は、シルクドソレイユの元プロデューサーが監督を務めるマカオの水上パフォーマンスショー。
この舞台のために作られた大規模なステージセットと演出で行われる舞台は、本場ラスベガスにも負けない凄さで、水・光・音の大掛かりな演出と人間の肉体のみで行われる圧巻のショーは、間違いなくマカオのエンタメ最高峰と言えます。
チケットの値段と座席について
▼公式サイト(途中から英語・細かく席を選べる)
https://www.thehouseofdancingwater.com/jp.html
▼日本語チケットサイト(細かい席は選べないが、公式より2割弱安い)
https://www.kkday.com/ja/product/4366
座席はVIP・A・B・Cと別れていて値段と座る場所が異なります。
円形の舞台を囲う形ですり鉢状に客席が設置されているのですが、一番高額なVIP席が正面側の後列、A・B・C席となるにつれて、後列から水に濡れやすい前列に、そして正面側からサイド・後方側になります(上記画像参照)。
結論から言うと、後列より前列・サイドより正面側の方が楽しめます(前列は濡れますが…)。
出演者は間違いなく元アスリート達です。その方々が「これでもか!」というくらい肉体を使ってショーを行うのですから、近くで見た方がその素晴らしさを存分に体感出来ます!
そんな私は、上演日(金曜日)のちょうど一ヶ月に上記のサイトから予約しました。
予約席はA席。運よく真正面の前から2列目の席となりました。
水上ショーの概要
開演時間 |
17:00 / 20:00 |
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公演時間 |
約85分間(途中休憩なし) |
料金 |
VIP 1,498HKD(約20,000円) ※全て大人1枚の値段 |
場所 |
シティオブドリームス(新濠天地)内の水舞間内 |
マカオ・シティオブドリームスへ
この水上ショーが行われるのは、マカオの「シティオブドリームス」というホテル。
中国沿岸部の南に位置する香港から西に約60kmの所にあるマカオの中で、近年大型リゾートホテルの開発が著しいコタイエリアにある巨大な複合施設です。コタイエリアの中心にあるベネチアンマカオからみて、道路を挟んで向かいに位置します。
行き方と集合時間
「シティオブドリームス」へは、マカオ内の各エリア・フェリーターミナルから直接無料シャトルバスが出ていますが、私はコタイエリアの中心となるベネチアンマカオから歩いて行きました。
会場へはシティオブドリームスの建物内に入り、とにかく「水舞間」という案内をたどれば迷うことなく到着できました。
ショーは10分前集合。
私の場合は20時開演のショーだったので、19:30には一度「水舞間」の場所を確認し、シティオブドリームス内のカジノやショッピングエリアをウロウロして時間を潰しました。
上演中はトイレ休憩などありませんのでトイレも済ませて待ちました。
ダイソンのジェットタオル。速乾!
水・光・音。五感が震える水上ショー
ずぶ濡れ対策
上演10前に「水舞間」に向かいすぐ入場。
内部は水が張られた舞台があるため、少しヒンヤリとします。
そして舞台の背景には赤い垂れ幕が。あの幕が開いて上演開始となるようです。
私の席は「A422」、正面の前から2列目です。
水上ショー「ザ・ハウス・オブ・ダンシングウォーター」のレビューを見ると、前方の席はとにかく濡れるとあったため、非常に心配になります。
前から1列目と2列目は座席の上にレインコートが、3列目と4列目は大きなタオルがデフォルトで用意されていました。
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前列1.2列目にはレインコートが
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世界地図が描かれた赤い垂れ幕
用意されたレインコートは膝ぐらいまでしかないため、それより下のズボンがかなり濡れます。
前方の席の人は、自前の防水グッツを持参して、膝より下を守った方が良いです。
(私は機内防寒用に持ってきたアウトドアパーカーを膝からかけて防御しました)
そんなこんなで、どうやって濡れを防ぐかを考えているとすぐに開演となりました。
圧巻のショーが開演
静かなプロローグ
正面の赤い幕が開き、船を漕いだ水夫がゆっくりゆっくり水上を進みます。
非常に静かなプロローグでしたが、そこからは息もつかせる展開でした。
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水面から海賊船!
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キリンが登場!
海賊船が下から出てきたと思えば極彩色の服をまとった部族が登場。男とお姫様の二人を軸にストーリーが展開したかと思えば、魔女や道化師が出てきて二人は引き裂かれ、その度に舞台は陸に変わったり水面に変わったり。上からは大きな装置に吊るされた人人人…。
目まぐるしく変わる目の前の風景に、ただただ圧倒です。
良く見ると、人・人・人
前から2列目ということでとにかく近くで見れたのは幸運でしたが、手が届くほど近くに迫りくる演技者が観客盛り上げるために、わざわざ客席に向かって水を撒くんですよ…。
びしょびしょに濡れる原因は、上演中の演技によってではなくこのためだったんですね…。
演技者との、この距離感
演技は後半になるにつれ、さらに激しさを増します。
光と水の、この演出!
下から建物が現れ、王子と姫が戯れていると、また魔女と道化師が現れて姫が囚われの身となり、水の中に消えていく。巨人が現れたかと思えば、今度は四方八方からバイクが空中を舞い、最後はハッピーエンドのエピローグ。
美しく印象的なシーン
ストーリーはすべて理解できたわけではありませんが、とにかく90分の上演時間を全く退屈させない圧巻のショーでした。
人間の「肉体」が生み出す風景
視覚的には舞台装置や光・水・音による激しい演出に目が行きがちですが、その中心には常に人間とその肉体によって演技が構成されていることに気付きます。
飛び込み選手のようにありえない高さから飛び込む人、体操選手のように空中に吊るされた装置の上を腕と脚だけで体を支え演技をする人、バレエダンサーのように美しく舞う人、水泳やシンクロの選手のように水中を遊泳する人…etc…。
至近距離で見たこともありますが、人間(アスリート)の肉体はこんなにも強く美しいのかと感動を覚えるほどでした。
まとめ
上映時間約90分。素晴らしかったです。
少し高額なA席を購入しましたが全く後悔はありません。
非日常を楽しむためのマカオ旅行。
この水上ショーは間違いなくそのエンタメの最高峰に位置します。マカオ旅行をお考えの方は、この水上ショーを予定に入れてみてはどうでしょうか。座席の違いはありますが、きっと忘れられない思い出になると思いますよ。