【御殿場】とらや工房に絶景温泉!アウトレットだけじゃない御殿場の魅力


富士山のお膝元、静岡県御殿場市。
東京から日帰りで行ける、『御殿場プレミアム・アウトレット』が有名です。しかし、アウトレット以外にも魅力的なスポットが複数あるので、ご紹介できればと思います。

御殿場市の場所

御殿場市へは、富士山の東側、静岡県の北東部に位置する県境の街です。

高速バスで御殿場へ

御殿場市は車や電車で行くことも出来ますが、都心からなら高速バスで行くのが圧倒的に便利!

バスタ新宿

バスタ新宿へのアクセス»

高速バスで約1時間45分(大人片道:1680円)

高速バスについて詳しく見る»

御殿場駅 御殿場駅をグーグルマップで見る»

西に富士山・南東に箱根山を望む絶好の場所

西に富士山、南東に箱根山を望む絶好の場所を生かした御殿場市は、富士山周辺や箱根観光への交通拠点となる場所です。2000年に開業した「御殿場プレミアム・アウトレット」が何より有名ですが、それ以外にも見どころがいっぱい。

その一つが、山頂から雄大な富士山を拝めることができる金時山への登山。
御殿場駅から、登山口までバスで20分程、健脚であれば山頂まで2時間前後で着ける山で、山頂やふもとの茶屋も有名。都心からの日帰り登山も十分可能ですが、山とその周辺をゆっくり楽しみたい人には、御殿場を拠点にして登山を楽しむそうです。

そして、その金時山の登山口からぼど近くにあるのが今回のおすすめスポット一つ目、「とらや工房」です。

清々しい自然と共にある「とらや工房」

京都創業の和菓子屋「とらや」の工房「とらや工房」は、金時山の登山口の近く、明治期から多くの別荘が建てられた避暑地の御殿場市東山エリアに、竹林や池・小川を有した広大な敷地の中に建てられています。

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緑に囲まれた入口の山門

入口となる山門をくぐった先に広がるこの敷地は、清々しい自然でいっぱいの空間が広がっています。風で揺れる竹林の音・散策路に落ちる木漏れ日・緑に囲まれた東屋、想像しただけで気持ち良くなりそうでしょ?
そんな敷地に溶け込むように「とらや工房」は建てられていました。

アクセス

虎屋工房へのアクセスは、御殿場駅からプレミアムアウトレット行きの路線バスにのり「東山旧岸邸前」で下車。バス停のすぐ目の前に、入口の山門が見えます。
※バスは一時間に一本ほどです。

御殿場駅  

路線バスで約5分

時刻表はこちら»

東山旧岸邸前

東山旧岸邸前をグーグルマップで見る»

御殿場駅から路線バスで5分、バスを降りてすぐに敷地の入り口が見えます。
入り口となる山門は非常に趣があり、その山門の手前から、竹と気持ちの良い緑が取り囲んでいます。
敷地に入る前からすでに、隠し切れない気持ちの良さがあふれ出ています!

そして、その先に続く散策路は、ゆるいカーブを描いていて、『先に何があるんだろう?』と楽しみになるように、先へ先へ続いています途中、散策路はいくつかに枝分かれしながらも、迷わず真っすぐ進むと緑に囲まれた東屋が…。何なんでしょうこの気持ちよさ…。

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    東屋

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    案内看板も美しい

そして散策路の一番奥まで行った辺りには、バス停の名前にもなっている、岸信介元首相の自邸「東山旧岸邸」があります。入口から見える上品な建物の外観を横目に、散策路のカーブを進んでいくと視線の先に黒い建物が見えてきます、これが「とらや工房」の建物でした。

とらや工房HPへ»

東山旧岸邸HPへ»

広い縁側のような建物

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とらや工房の建物

ゆるく湾曲した散策路に寄り添うように、ゆる~く湾曲した「とらや工房」の建物は、散策路側が全面ガラスになっており、ガラス戸を大きく開け放つと、建物内に自然の空気感を引き込むことができ、まるで大きな縁側のような空間になっていました。

散策路側は庇(ひさし)もガラスで外壁に木がふんだんに使われいるため、とにかく気持ちがいい。
店の椅子に身を預け、和菓子を食べながらぼ~っと庭園を眺める時間は、至福の一言です!

清々しい自然の中に、気持ちよくなじむように建てられたこの「とらや工房」の建物。
設計されたのは、建築家の内藤廣氏です。現代の建築家と言えばガラスや四角い箱の建物を設計しているイメージがありますが、内藤氏は昔ながらの日本的な、切妻屋根の木造建築を設計されることが多く、京都にある「とらや 京都一条店」も内藤廣氏の設計だそうです。

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縁側のような建物

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どら焼きと緑茶をいただきました!

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自然に溶け込む、とらや工房の建物

とらやの和菓子と、居心地の良い建物、目線の先の自然。
欠点が見当たらない、質の高い空間と時間を過ごすことができるこの「とらや工房」は、この工房を目的に御殿場を再訪したいと思うほど質の高い場所で、ホントにおすすめです!

そしてもう一つのおすすめが、このとらや工房から歩いて20分程の所にある「ごてんば市温泉会館」。
富士山を望む絶景温泉です。

富士山と夕日を同時に眺める温泉

ごてんば市温泉会館

西に富士山を望む御殿場市は、西に沈む夕日と雄大な富士山を同時に眺めることが出来る場所です。
それを温泉につかりながら眺めるということが出来たら最高ですよね。

「ごてんば市温泉会館」はそれを可能にしてくる場所の一つです。
箱根山の外輪、乙女峠ほぼ中腹に位置する「ごてんば市温泉会館」は、富士山と御殿場市が一望できる高所にあり、温泉につかりながら夕日と富士山を眺めることができる絶好の場所。

残念ながら露天風呂はありませんが、全面ガラスになった浴場の片側からは、どっしりと鎮座した富士山がドーンと見えます。大人3時間500円という良心的な値段もあって、夕方になると駐車場がいっぱいになるほどの人気の温泉です。

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温泉会館近くからの風景

御殿場市とその向こうに富士山を見ながらの温泉。
黄昏時には、夕日を背にした富士山がシルエットだけになり、日が沈むと夜景が広がるこの温泉からの景色は、一見の価値大ありです!

ごてんば市温泉会館のHPへ »

まとめ


都心から2時間弱で行ける御殿場市。

今回ご紹介した「とらや工房」「ごてんば市温泉会館」に加え、有名なアウトレットや金時山への登山も加えると、日帰りではもったいないくらいの魅力あふれた場所です。
お出かけが気持ちいいこれからの季節。御殿場市を週末トリップの候補にしてみてはどうでしょうか。