家具蔵の無垢材チェアは、美しくて座り心地抜群!【ブログ-スツールセレ】
家にはすでに アーム付きの椅子があるのですが、その椅子に加えてもう一脚椅子の必要性を感じ、結局スツールを買うことにしました。選んだのは家具蔵のスツール セレです。
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チェアの中で、なぜスツール?
そもそもスツールとは、背もたれの無い一人用の椅子で、腰掛けとも呼ばれているものです。
『背もたれのある椅子の方がいいんじゃないの?』とも思ったのですが、常に背もたれやアームのある椅子を使うことがちょっとしんどくなってきました。
朝食を食べる際、特にそのことを強く感じるんです。
立ったり座ったりの面倒を解消
平日の朝、時間の無いなかで朝食をとる際、立ったり座ったりを繰り返すことがあるかと思いますが、その際にアームや背もたれのある椅子だと、アームをよけたり椅子が大きかったりで、ちょっとした面倒を感じるんですよね。
このちょっとした面倒が解消するにはどうしたものか。その時思い付いたのが、背もたれが無いコンパクトなスツールなんじゃないかと思ったのです。
それ以来、夕食やその後のくつろぎための椅子に加え、立ったり座ったりが楽な椅子の必要性を感じていました。そして購入したのがこのスツールです。
家具蔵の家具
家具蔵銀座店
このスツールを制作している会社は「家具蔵」といいます。伝統的な木工技術を生かして、無垢材・無着色の家具作りにこだわっている会社で、実店舗も東京と横浜に何店舗かあるようです。青山や銀座、吉祥寺などオシャレタウンに店舗があって、正直お値段も結構張ります。
背もたれのある椅子だと5・6万から、アームのある椅子だと8・9万からですが、スルーツは3万円くらいで購入できることも、この会社のスツールを選んだ理由でもあります。
無垢材・無着色とは
「無垢材」とはよく耳にしますが、ようするに表面だけじゃなく中まで同じ木材で作られているということだそうです。安価な家具とかで、表面だけきれいな木目で中身は全然違う素材で作られているものがあったりしますが、長く使っていると表面が剥がれたり深くキズが入ったりして、見た目が全然違う中身が見えたりします。無垢材はそういうことが無いということだそうです。
そして「無着色」ということ。
無垢材の家具はよく耳にしますが、「無着色」というのは結構珍しいみたいです。一般的になぜ着色するかというと、要するに隠したい事があるから。木目があまりきれいでなかったり、部位によって全然色が違うと困るので、無垢材でも色を付けていることが多いとのこと。
そういった中で家具蔵の家具は、着色せず、すっぴんで勝負できるくらい質の高い素材を使っているとのことだそうです。
家具蔵の家具の注意点
いいこと尽くめのような無垢材・無着色の家具ですが、当然注意点もあります。
重くて価格が高い
きれいな木目は表面だけで、中は軽くて安い素材を使って作った方が、軽くて安く制作出来ます。それに反して、表面から中まで同じ素材で作っているので、当然といえば当然ですが、値段が高くて重量が重くなります。
木目の表情は出来上がるまでわからない
着色していない生の木をそのまま使っているため、webサイトで見ているような木目のものがくるかわわからないということです。
注文から到着まで2・3ヶ月
椅子を作り置きせず、受注生産によって出来立てをお届けするということなので、しかたがないですよね。
全く隙のないスツール
そんなこんなで注文して2ヶ月強、待ちに待った椅子が到着しました。
実店舗でも座り心地を試していましたが、改めて感動です。
抜群の座り心地
まず、この見た目。まったく無駄がありません。通常スツールや椅子は補強材があったりするものですが、このスツールは四本の足と座面以外まったく無駄なものがない。
そしてこの美しい座面の曲線。乗馬に使う鞍をイメージしたというこの曲線が、お尻の曲線に沿うようにフィットして、絶妙の座り心地を実現します。スツールとは思えないような座り心地で、はっきり言って、そこら辺の背もたれのついた椅子よりも、断然こちらの方が座り心地が良いです。
ディテールと素材
また座面の端の部分が滑らかに丸く削られているため、座った際のひざ裏が当たりがなく、座り心地の良さをさらに上げてくれます。また四本の足も下に行くにしたがって徐々に細くなり、全くやぼったさがなく洗練された見た目を演出しています。
素材は5~6種類~選べるのですが、私が選んだのは深い褐色のウォールナットです。
このウォールナットという素材は、木の中では珍しく元々色がついている木材で、この色味が文句無しにカッコ良いです!そして見た目とは逆に木の中では軽量な部類になるため、元々重い無垢材のデメリットを半減させてくれます。
見た目も美しく、座り心地抜群のこのスツール。
全く隙がないです。
ちなみに
私は、テーブルの高さに合わせて、このスツールの足を2㎝切って注文しました。
テーブルの高さと椅子の高さの差が28㎝くらいがちょうどよいそうです。
椅子というのは毎日使う家具。実店舗で実際に座って確かめないとだめですね。
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